【高卒男性向け】東京で稼げる仕事ランキング
近年の4年制大学への進学率が約50%、短大・専門学校への進学率が25%程度です。
残り25%、つまり4分の1は高校を卒業した後に就職していることになります。
確かに大学へ進学した方が就職には有利だし、企業からの募集の選択肢も広がります。
もし、本気で稼ごうと思った時、不利な状況からのスタートになるのは違いありません。
しかし、あきらめるのもまだ早いのも事実です。
【高卒男性向け】東京で稼げる仕事ランキング
高卒の男性が東京で稼げる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。
それを知るためには、まずどのような仕事の年収が高いのか、それは高卒でもつける仕事なのかを調べる必要があります。
今回は厚生労働省が毎年発表している賃金構造基本統計調査から、都道府県別・職種別の調査資料より、年収が高いものを降順に並べてサンプル数の少ない職種(調査対象人数1000人未満)を排除し、その中からさらに高卒男性が就ける職種を抽出してランキング形式にしています。
第1位 弁護士 (平均年齢38.8歳 平均年収1147.32万円)
世間のイメージ通り、納得の職業ではないでしょうか。
平均年収が1000万円越えの職業です。
ただし、弁護士になるためには膨大な勉強時間を確保することが必要です。
記憶力や理解力は人によって差があるので、一概には言えないのですが、5000時間とも10000時間とも言われています。
仮に10000時間とすると、一日7時間の勉強で約4年かかる計算になりますが、平均年齢39歳で1000万円を超える年収が見えてくるのも事実です。
自分で事務所を開けば、顧客が増える分だけ年収も上がっていきますが、リスクを取りたくない場合は、企業内弁護士という手段もあります。
第2位 一級建築士 (平均年齢47.7歳 平均年収787.9万円)
第2位は一級建築士です。
資格取得までの勉強時間は約1500時間と言われています。
一級建築士は、設計する建物の大きさに際限がなく、スタジアムや高層ビルから一戸建てまで、様々なものを設計できます。
また、現場の指揮・監督なども行うこともあります。
建築家は、設計を進めるに当たって、構造・設備・電気設備などの様々な設計者をまとめる立場にあり、どのような建築を行うか、決定することができる点でやりがいのある仕事と言えます。
第3位 保険外交員 (平均年齢43.4歳 平均年収762.52万円)
第3位は保険の外交員です。
保険外交員は、比較的学歴が重要視されない職種であり、営業という仕事がら向き不向きの激しい仕事でもあります。
就職したあと、研修をうけ、外交員として登録されれば仕事をスタートできます。
給与は歩合制であることが多いため、向いている人は、初年度からでも高年収を期待できる職業ですが、向いてないと苦しい思いをするため、辞職する人も多い職種です。
ただし、その性質上、募集は年間を通して行われている場合が多いのも特徴です。
第4位 技術士 (平均年齢42.7歳 平均年収630.72万円)
第4位は技術士です。
特定の技術分野に関して社団法人が認定する資格であり、認定する技術分野において 高度な知識を保持していると証明する資格です。
1次試験を合格するか、技術士補として4~7年業務に携わった後に、二次試験を突破することが資格取得の条件になります。
技術士として、生業することで技術コンサルタントとして活躍できるのもメリットです。
第5位 オフセット印刷工 (平均年齢38.7歳 平均年収563.37万円)
現在、印刷業界で半分以上の売り上げを閉めているのが、平版印刷物(オフセット印刷)です。
印刷物は主に紙ですが、近年では金属・プラスチック・木材などにも印刷を行います。
ネットの普及により印刷業界全体の規模が縮小していますが、それでもまだ稼げる職業であるようです。
オフセット印刷作業は、作業員のレベルによって仕上がりが違ってくる職人的な側面を持つ職業であり、そこにやりがいを見いだしている人も多いようです。
第6位 自動車外交販売員 (平均年齢38.8歳 平均年収561.99万円)
店舗内外での自動車販売・顧客対応、書類作成など仕事は営業そのものです。
多くの営業職に言えることですが、人と接することが多い職業ですのでコミュニケーション能力が必要になってきます。
給料体系は歩合制も多く、成果を出すほどインセンティブが発生し給与は上がります。
成果主義の世界には多いのですが、年功序列や学歴が重要視されることが少ないのも特徴です。
第7位 システムエンジニア (平均年齢35.9歳 507.99万円)
システムエンジニアは開発現場において、主に要件定義書、仕様書、設計書などのドキュメント作成などから、プログラミングやテストまでの工程を行う仕事です。
会社によって、システムエンジニアとプログラマーを明確に区別しているところもありますが、そもそもソフトウェア設計はプログラムを知らなければできませんので、プログラマーからシステムエンジニアになることが多いのも特徴です。
よって、システムエンジニアになるためには、プログラマーの募集をしている会社に就職してステップアップしていく方法が一番メジャーと言えます。
まだあきらめるには早い
高年収の職業に就くためには、人生のどこかで現状を突破するだけの何かが必要です。
膨大な勉強だったり、職人として腕を磨くことであったり、あるいは運や、生まれ持った性格かもしれません。
その中で、学力というのは要素の一つにすぎず、それ以上の物でもありません。様々な才能を生かして、稼ぐこともできるのです。