【正社員】未経験でも稼げる仕事を見つけるポイント
しばらく今の業界で働いてみて、やっぱり自分に合わないんじゃないかと思うこともあるかと思います。
しかし、ある程度働いてみると、仕事には経験や業界特有の知識などが必要になってくるとわかってしまうため、転職などに二の足を踏んでしまうこともあるかと思います。
仮に転職を考えるとき、やはり気になるのは今の年収よりも上がるか、下がるか、といったところになるでしょう。
しかし、未経験だからと言って必ずしも年収が下がるわけではありません。
未経験の業界に飛び込む
未経験の業界に飛び込むのは誰でも不安になることでしょう。
新卒ならば、未経験も当然なのであまり気負うこともないと思いますが、数年働いた後での転職の際、同じ仕事を選ぶことが多くなるかと思います。
未知に対する根源的な不安は人間の生存本能の一つです。
インターネットや、書籍・雑誌などで調べ尽くしてみたとして、実際にやってみないとわからないことも多いはずです。
業界でも会社でも、入ってから判明することも多々ありますので、そこには当然、運の要素もかかわってきます。
もっとも、未経験でも正社員として稼げる仕事を見つけるにはいくつかのポイントがあるはずです。
未経験の仕事でも稼ぐための大前提
知らない業界や職種に入っても稼ぐためには、やはり大前提があります。
みなさんは、ポータブルスキルという言葉をご存知でしょうか。
少しネットで検索すればいくつかヒットすると思いますが、その意味は、どこでも活用できるため、業界間を移動するときでも持ち運びができるスキルのことを指します。
それらは主にビジネスマンの基本的なスキルですが、基本ゆえに高度に磨かれていれば、それだけで評価されることもあります。
主に、コミュニケーションスキル・語学力・管理能力・計画力など上がればきりがありません。
例えば、異業種の会社に転職した場合、周囲の人が見るのはこのポータブルスキル、あるいは基礎的なビジネススキルになってきます。
「転職したばかりだから、業界のことはわからないだろう。しかし、ビジネスマンとしての基礎能力は経歴相応のはずだ」
というのが、異業種へ転職したときの周囲の目となってきます。
そこでビジネスマンとしての実力を示せないようでは、周りはがっかりしてしまいます。
もともと業界での知識がないため、異業種への転職では年収は上がりづらいのですが、ビジネスマンとしての素養すら疑われてしまっては、元も子もありません。
よって、まず未経験でも稼げる仕事を見つけるポイント、未経験の業種でも稼げるようになるためのポイントとしては、ビジネスマンとしての基本的な能力をしっかり磨いておくことが大切です。
それがまだ不十分である場合は、今の業界でもう少し頑張ったほうが無難と言えます。
現在働いている業界と、これから飛び込もうとしている業界の比較
さて、しっかり基礎能力を磨き、ポータブルスキルも持っています。
そこでようやく未経験の仕事や業界に飛び込もうと思うのですが、もう少しだけ考慮する点がありそうです。
それは今の業界とこれから飛び込もうとしている業界の年収格差です。
当然、ビジネスの世界には景気の波があります。
景気の波は、世界規模でも、国ごとにもやってきますが、業界ごとにも波の大きさは違います。景気の良い業界もあれば、当然、悪い業界もあるのです。
それを踏まえたうえで、現在、自分の働いている業界と、これから飛び込もうとしている業界を比較してみましょう。
平均年収を比較した時、飛び込もうとしている未経験の業界のほうが高い場合はよいでしょう。
しかし、逆の場合は一旦停止したほうが良い場合もあります。
同じ業界とはいえ企業によって給与額も大きく違うため、そこは会社次第なのかもしれませんが、そうそう働く業界や仕事を変えることもできません。
仮に最初に転職した業界の会社でうまくいかず、再び転職する場合、前にいた業界よりも年収の上では不利に働くことになりますので、よく考えて選択をしたほうが良いでしょう。
新しい業界ならば
もう一つ、未経験でも稼げる仕事ということであれば、新しいビジネスに注目するのも一つの手です。
異業種への転職の際に問題になってくるのは、業界のスキルや知識です。
業界での知識や経験の差が年収に反映されてきますが、生まれて間もないビジネスで、豊富な経験を持っている人はいません。
業界経験が横並びになってしまうなら、ビジネスマンとしての基本的な実力が試されますので稼ぐことができるでしょう。
まとめ
【正社員】未経験でも稼げる仕事を見つけるポイント、ということで見てきました。
未経験となると異業種への転職が主になってくると思いますが、大切なのはビジネスマンとしての基本スキルを高いレベルでバランスよく装備していること、そして業界知識などで差がつかないところで戦えるように土俵を選ぶことが大切になってきます。
環境の変化を前向きにとらえて努力すれば、周囲の評価もついてくるでしょう。