若くして独立を目指す人が気を付けるべき注意点とは?

独立して自分の力を試したいと考える人は少なくありません。

しかし、十分な資金を用意し、スタートアップのために準備をしてきてもうまくお金の流れを作れずに結局倒産してしまう、なんてことは星の数ほどある事です。

起業は賭けの要素も強いので、いつ起業しても失敗する可能性はあるのですが、今回は特に若くして独立を目指す人が気を付けるべき注意点を考えていきましょう。

しっかりした計画はあるか?

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夢や目標を持つのはとても良いことです。

希望は人間の原動力になります。

しかし、空ばかり見上げていては足元の小さな石にも気づかず転んでしまいます。

あまり遠くを見ずに、まずは目の前の小さな一歩が大事です。

例えば、起業するときにお金のかからない仕事なら個人で貯金をして開業資金を賄えるかもしれません。

しかし、資金調達を必要とする場合は誰かを説得してお金を借りる必要があります。

比較的、借りやすいとされる信用保証協会や国民金融公庫でも、担当者から様々なヒアリングをされます。

また、融資の申し込み書類の一つに返済計画を記入する用紙も見えます。

あなたはこれから会社を作って稼いでいかなければなりません。稼いだお金の一部は借金の返済に充てる必要があります。

お金の流れ、イメージできますか? あなたがやろうとしている会社はうまく回っていくでしょうか。

貯金分で開業資金をまかなえたとしても、どこかの金融機関に借入を申し入れてみるのもいいかもしれません。

個人でやっていくなら別ですが、会社が大きくするつもりなら、金融機関とはいずれ付き合うことになります。

融資の担当者一人説得できないのに、利益を上げるために多くの人を納得させて商品やサービスを買わせることができるかは疑問です。

 

 

相談できる人を持つ

 

若い時にやりがちなのが、人と相談せずに独断で何かをしてしまう事です。

「なぜ、相談せずに勝手にやった?」

起業する前に、どこかの会社に就職したことがある方はこんなこと言われた経験があるかもしれません。

会社には会社の目的があります。

頑張って考えた高所得者層をターゲットにしたサービスや商品の企画は没になりました。

なぜなら、その会社は中流階級をメインターゲットにしており、そこにしか顧客がいないからです。

それなのに、顧客のいない高所得者層をターゲットにしてしまうとは、自分のいる会社が何をしているのかさえ理解していなかったのです。

見当違いなことをしてしまったら、上司や先輩から怒られるのですが、これは実は幸せなことです。

一方、経営者となったあなたに意見をできる人はいません。

いたとしても少ないでしょうし、聞いたとしても決定するのはあなたです。

あなたは自分の会社が何を提供する会社かきちんと理解しているでしょうか。

ブレることなく、営業できるでしょうか。

違うジャンルの商売に次々に手を出すと、もともと自分の会社がもっていた強みを活かせません。

シナジーを発揮するには、狙いを絞っていかなければいけません。それどころか収拾がつかなくなって、どこからも利益を上げられなくなる可能性さえあります。

相談できる人を持つことをお勧めします。

社長となったあなたの意見に追随するだけの人ではなく、第三者の視点から、あるいは当事者としての視点からあなたに意見をくれる人が実は大切なのです。

 

 

お金の流れをしっかり把握する

 

「黒字倒産」という言葉をご存知でしょうか。

会計上は黒字ですが、手元に自由にできるお金がないため、支払いなどができず起こる倒産です。

実際、多くの起業家が黒字倒産を起こしているため、経験の少ない経営者は注意が必要です。

黒字倒産を起こさないためには、今、会社の財布にいくらお金が入っているか、いつ増えていつ減るか、そのタイミングをきちんと管理することが必要です。

社会経験が少ない場合、商品やサービスの代金は即決と思ってしまうのも無理はありません。

食事をしたり、遊びに行ったりと日常のサービスはカードを使わない限りほとんど即金で払います。

しかし、企業の場合、納品してから自社の口座に代金が支払われるまで、数ヶ月かかることがままあります。

支払いが発生するのが納品から三ヶ月、半年という取引もあるため、その間は自己資金で会社を回さなければなりません。

銀行からの借り入れなどで、うまくつなぎの資金を調達できれば良いのですが、それができないときがあります。

お金をどこからも借りることができないのに、自分の会社の社員の給料や、事務所の家賃などは毎月発生します。

しかし、自由に使えるお金がある会社の口座は空っぽです。売掛金が回収できるのは三ヶ月後なのですが、その間、どうしたらいいのでしょうか。

支払いが身内の場合だけならば、なんとかなるかもしれません。

しかし、納品した商品を作ったときの材料は他の会社から売ってもらったものです。こちらからの支払いは来月……。

当然、お金は間に合いません。

そうして、不渡りを出して銀行からマークされることになります。これを半年のうちに2回起こすと、銀行取引停止処分になり事業継続が難しくなりますので気を付けてください。

 

 

まとめ

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若くして独立を目指す人が気を付けるべき注意点とは?ということで見てきました。

独立して、自分が食べていく分を稼ぐだけなら、それほど難しいことでもありませんが、資金の流れを作れなければすぐにその会社はつぶれてしまいます。

常にキャッシュフローを意識して、適切な対策をとることで長く続く会社にしたいものです。

 

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