若くして独立することのメリットデメリット

若くして起業を志す人もいると思います。

日本政策金融公庫が2016年に出したデータによると、20代での起業は7.1%となっており、その年に独立した人の100人中7人は20代なのです。

起業する最も多い年齢層は30代・40代であり、全体の70%程度を占めています。
ひょっとしたら、20代で若くして独立するのは少し早いのかもしれませんが、成功した人だってたくさんいるので一概にいう事はできません。

若くして独立することのメリットとデメリット

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人は何かを得るためには何かを捨てなければなりません。

時間を拘束される対価に報酬を得るように、経験を得る代わりに若さを失うように、です。

多くの人は30代・40代で独立することが多いのですが、そこはやはり経験と体力のバランスを考えての事だと思います。

では、20代はどうなのかというと、やや独立するための資質はアンバランスかもしれません。それゆえに30代・40代よりもメリットとデメリットが大きいのも事実です。

 

若くして独立するメリットとは

 

若さは武器

 

若くして独立するメリットはずばり、「若さ」そのものと言っていいでしょう。

では、若さがもたらすものとは何かを見ていきましょう。

 

体が資本

 

体が資本と言いますが、まさにその通りでどんなに高尚な考えを持っていても実行しなければ意味はないのです。

多少、つたないやり方でもスタミナに任せた方法で乗り切ってしまえます。

例え、やり方がわからなくて人の半分の速度しか出せなかったとしても、倍の時間働けば、求められた成果が出せるのです。

若ければ、パワーで仕事を乗り切ることができます。

 

 

発想が柔軟

 

若くて社会経験が乏しいという事はデメリットでもありますが、メリットでもあります。

まだ業界の常識にどっぷりとつかっていないので、新しい発想で仕事を作り出すことができる可能性があります。

経験があれば、その通りに業務を進めます。

やり方もわかっているし、見通しも立ちやすいので仕事が早くできるからです。

しかし、何も知らなければ自分で考えてやるしかありません。

知らずにやってみたら、今までのやり方よりも上手い方法だった、などという事も多々あります。

 

 

やり直しが効きやすい

 

起業で得られる生涯年収の期待値は、普通に会社に就職して得られるものよりも低いと言われています。

その年、起業した会社が10年後に残っている可能性は10%未満などという話も聞きます。

しかし若ければ、仮に失敗したとしても、やり直しがききやすいのも事実です。

25歳で起業して、10年目に会社が立ち行かなくなっても35歳です。

あきらめて就職も転職もできますし、再起をかけるにしてもまだ十分な体力が残っている年齢です。

 

 

若くして独立するデメリットとは

 

若いと体力もあるし、発想も自由にできます。

しかし、やはりそこは二律背反と言いましょうか。メリットはデメリットでもあります。

発想の柔軟さが業界を知らないことに起因するなら、それは裏を返せば経験不足という事でもあります。

 

 

若い≒経験不足

 

若くても経験豊富な人もいます。

学生の頃から、起業して業界に精通している人だっています。

それは誰だって知っていることです。

しかし、世間一般の若い≒経験不足という印象はなかなかぬぐえないものがあります。

学校を出て働き始めたばかりの年齢の人に経験豊富という印象はもちづらいのです。

 

 

社会での実績が少ない

 

経験不足と同時に、若いうちに企業してしまうと社会での実績を作りづらいという側面があります。

例えば、23歳で就職して25歳で起業した場合、実質2年間だけ会社で働くことになります。

その2年でどれくらいの実績を残せるかというと難しいものがあります。

たとえ、会社の看板やバックアップがあったとしても、数千万円の取引を成立させたとか、数人~数十人規模のプロジェクトをリーダーとして成功させたとかいう実績はアピールできるものになります。このレベルならば30代になれば、少なくない人が実績としてもっています。

しかし、入社2年で、同じだけの成果をあげられる人はそうはいないでしょう。

起業して、会社を立ち上げた際、社長の略歴などをホームページで紹介するかもしれませんが、そこにさりげなく実績を書いておくこともできます。

確かに、それ自体が即効力をもっているわけではありませんが、創業したての小さな会社は社長自身がいろいろなことを取り仕切ります。

仕事を任せてもいい会社かどうかの判断材料にもなりえます。

また、営業に出た際に、新規の顧客に対して、自分を売り込むための武器にもなります。

自分が何をしてきたのか、どんな成果を上げて来たのか、会社と、それを率いる社長である自分がどのような人間なのかを自信をもって説明できれば、相手にも良い印象を与えられます。

 

 

経験を何かでカバーする

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経験と実績は、信用を生みます。

そして、信用が取引につながり、その結果としてお金が入ってきます。

しかし、経験の乏しい年齢で独立するということは、実績作りから始めることになります。うまく最初の顧客を見つけることができれば、幸運と言えるでしょう。

経験不足であっても礼儀や誠意をしっかり示すことができれば、かわいがってもらえるのも、若さの特権と言えます。

実績がなくても、見込みがあると思ってもらえれば、取引を開始してもらえることもあるので、前向きに努力することが大切です。

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