仕事探しでサービス業を避けていた方必見!今の時代サービス業が稼げる理由とは
時代の流れによって景気のいい仕事と落ち込んでしまう仕事が出てくるのは、ご存知だと思います。
技術革新や、社会状況の変化で引き起こされる景気の波は当然日本の中にもあります。
では、現在の日本ではどのような仕事が稼げるのでしょうか。
大きく変わる社会環境の中で追い風になっているビジネスは何でしょうか。
社会状況の変化の中で
現在の日本を取り巻く環境を見ていくと、次の言葉がキーワードになってきます。
すなわち、高齢化、情報化、そして2020年の東京オリンピックです。
日本はすでに高齢社会に突入していますが、今後もさらに高齢化は進んでいくことが予想されており、社会的に様々な問題を抱えることになります。
さら西暦2000年前後のインターネットの普及や、企業内部での情報システム化など、仕事を取り巻く環境も変わってしまっています。
さらに、2020年の東京オリンピックですが、一大イベントを前にして、様々な準備が必要になってくるのはお判りだと思います。
競技場の建設や、宿泊施設の確保をはじめとして、今でも時折、メディアで取り上げられています。
さて、そんな日本の状況で、どのようなサービス業が稼げるのでしょうか。
医療・介護の需要増大
まず、何より大きな社会問題が高齢化でしょう。
65歳以上のお年寄りの割合は今後も増え続けていくことが予想されます。
当然、医療や介護が必要な人の割合も増えてくるため、医者・看護師・介護士の数を増やす必要があります。
医者や看護師はハードな仕事ですが、給料はそれなりに良いようです。
医者なら1,000万円前後、看護師も地域によりますが500万円前後となっています。
ただし、介護士福祉士の給与が労働のわりに低いものになっています。こちらも地域によるのですが、給与は250万円~400万円ほど。
現在、介護関係者の労働者の数は10年前の2倍程度になっていますが、それでもまだ足りていません。
国も介護関連の待遇改善を国策にしており、これからもその数は増えていくと思われます。
介護士の給与も年々向上していますが、人手不足は相変わらずですのでとにかく仕事について稼ぎたいという人は選択肢の一つとして考えるのもよいでしょう。
情報化の波がもたらした需要
また、社会のもう一つの大きな変化は、情報化社会の到来と言えます。
今まで、感覚的に把握していたことが定量化され、数字になって見える時代になりました。
客観的に判断できるので、会社にとっては経営の強力なツールにもなります。
しかし、高度な技術が必要になってくるため、素人が簡単にプログラムやシステムを組めるかというと、それは無理な話です。
よって、IT関係のサービスには、ITコンサルタントなどが活躍を始めました。
コンサルタント料は規定がないために、自由に設定できるのでやり手のコンサルタントはどれだけでも稼ぐことができます。
また、インターネットやパソコンの周辺で、使い方を教えたりするサービスや、設定を代行するようなサービスがいくつもできました。
また、インターネットを利用して、視聴者などに情報を提供して広告料で稼ぐような仕事、いわゆるアフィリエイターや、youtuberなどの新しい職業も生まれてきました、
海外旅行者の増加、オリンピックに向けて
現在、日本は海外からの旅行者が増えています。
2016年のデータだと、2400万人を超えており、訪日外国人旅行者の消費も過去最高になっています。
いまいち、どれくらい旅行者が増えているかわからないと思いますので、過去のデータも参照しますと、2012年:836万人、2013年:1036万人、2014年:1341万人、2015年:1973万人となっています。
実に4年間で3倍ですので、いかに外国人旅行者が増えているかお分かりかと思います。
そして、来る2020年の東京オリンピックがあります。
ただし、問題も出てきています。
まず、宿泊施設が不足しています。多くのホテル・ビジネスホテルなどの予約が常にいっぱいで、出張のサラリーマンが部屋をとれないような状況になることもしばしばです。
また、逆にこのような需要の増加を見込んで、外資系の一流ホテルのいくつかが日本へ進出してきました。
このような状況の中でホテル業が好調となっています。
ただし、ホテルといっても人気のあるホテルとそうでないホテルがあるため、働くにはしっかりと就職先を選んだほうが良いでしょう。
まとめ
社会変化の中で、様々な仕事の景気が左右されます。
時には、新しい仕事が生まれることもあるのですが、高齢化、IT化、インバウンドの三つが現代の日本のサービス業を加速させている要素と言えます。
サービス業と言ってもやはり専門的な知識が必要でない仕事の場合は、給与は低く抑えられてしまいますが、社会的な需要があるため、待遇が改善されている職業もいくつかあるため、将来性を見越して、仕事を選んでみるのも一つの考え方と言えます。
本記事が読者の参考になれば幸いです。