今後伸びる業界の資格!高収入の資格ランキング

資格の力が強いのは説明の必要がないことでしょう。

現在、日本には様々な資格があり、その資格を持つことでしか就けない高収入の職業があります。

逆に言えば、資格がなければ従事できないため、高収入とも言えるのですが、苦労してとったその資格は今後も稼げるのでしょうか。

今、高収入の資格でも将来的にはどうなのか?

escape-key-laptop-keyboard-close-up-picjumbo-com (1)

今の日本は技術進歩が速く、社会状況の変化が激しい時代でもあります。

今、高収入だからと言って、今後も稼げる資格なのだろうか、と疑問を持っている方も多いと思います。

単純に年収だけ見た時の平均年収ランキングは以下になります。

 

順位             平均年収

1            弁護士           1,189万円

2            医師              1,072万円

3            公認会計士               817万円

4            税理士            817万円

5            中小企業診断士        780万円

6            システム監査技術者           700万円

7            一級建築士               677万円

8            司法書士                  630万円

9            歯科医師                  621万円

10          ITストラテジスト             615万円

11          不動産鑑定士           566万円

12          薬剤師            533万円

13          社会保険労務士        530万円

14          行政書士                  500万円

15          気象予報士               480万円

 

参考:『日本人の給料大辞典』別冊宝島

 

しかし、この資格の中で、今後も伸びていきそうな資格はどれなのでしょうか。

 

医師

 

このランキングで2位に入っている医師も将来的に伸びることが予想される医療業界の職種です。

人は命あっての物種なので、医療にお金を惜しむことは少ないです。

そして、医療の必要な高齢者の割合はさらに増えていくので、需要もさらに高まります。

 

平成27年度の高齢者の割合は約26%ほどですが、今後もその割合は増えていきます。

ここ20年ほどの間に人工知能やロボットに多くの仕事が代替されると言われていますが、外科医、内科医ともに代替可能性の低い職業だとも言われています。

参考:https://www.nri.com/jp/news/2015/151202_1.aspx

平均年収は1000万円を超えており、安定を求めるなら勤務医として働くのもいいですが、開業して成功すれば更なる収入を得ることも可能です。

 

中小企業診断士

 

5位にもランクインされている中小企業診断士は今後も需要のある仕事になりそうです。

中小企業診断士は企業の経営者などがアドバイザーを選びやすいように設けられた制度資格です。

企業の成長を後押しするためのコンサルタント業務が主な仕事ですが、企業と行政・金融などの公的機関との仲立ちなどを始めとして幅広い活動が求められます。

中小企業診断士は、企業に勤めてキャリアを積んだ人が自己啓発のために取ることや、企業内でさらに活躍することを目的として取得することも多いです。

しかし独立して活躍することももちろん可能です。

中小企業診断士もまた人工知能やロボットへの代替可能性の低い職業だと言われています。

専門性と創造性が求められるため、人工知能ではとってかわることが難しいのです。

企業内診断士も多く平均年収は700万円~800万円と言われていますが、独立して成功すれば2000万円以上も狙っていける職業です。

 

 

社会保険労務士

 

13位にランクインされている社会保険労務士も今後需要が伸びると考えられる資格です。

主に会保険、労働保険、労務管理を扱う仕事です。

健康保険や年金も仕事として扱う範囲なので、日本の超高齢化社会にとって需要の多い職種になります。

社会保険労務士の業務は、人生のすべてのステージでかかわってきます。

出産育児一時金、国民年金への加入、雇用保険、社会保険、年金とこれだけ見ても顧客の様々な場面で仕事があるのがお分かりだと思います。

自宅でもできるため、女性でも主婦業や子育てと両立がしやすい特徴があります。

 

ファイナンシャルプランナー

 

ランク外からはファイナンシャルプランナーをご紹介します。

ファイナンシャルプランナーが台頭されると思われる理由は二つ。

金融自由化の流れの中で増大する自己責任と高齢化社会の進展です。

更なる高齢化社会において、老後の財産管理に関する相談の需要が高まっています。

また金融の規制緩和が進んでいる半面、購入者の自己責任も問われることが多くなったため、金融関連に明るくない高齢者が助言を求めています。

ファイナンシャルプランナーは不動産関連、生命保険、資産運用に関して、主にアドバイスを行います。

年収と生活スタイル、各人生のステージでかかるお金、事故や病気のトラブルなどを想定し、無理のない実現性の高いプランを提案するのがファイナンシャルプランナーの仕事と言えます。

不動産購入に関しては、購入金額の桁も違うため、慎重にならざるを得ません。

また生命保険の見直しや、口座で財産を眠らせている人が適切な運用を開始したいと思った時、その手助けをするのが仕事です。

ファイナンシャルプランナーの年収は様々で、300万円~1000万円以上と幅がありますが、今後伸びていくことが予想されます。

 

まとめ

GORIPAKU2069_TP_V

今後も伸びる業界の資格という事で見てきました。

技術の進歩やさらなる高齢化など、社会状況に応じてその職業に対する需要は変化します。

時代のニーズにあった業界で働ける資格が、今後も伸びる資格、高収入の資格になりうるのです。

合わせて読むべき記事